2021年7月27日
無機質なアルミサッシを、無垢材のオーダー窓でリメイク。

お部屋の雰囲気を一新するために、天井の照明を変え、壁の色や装飾を整え、床を無垢材に張り替え、室内ドアも無垢材に。
理想のインテリアに近づいていく中で、最後まで気になってしまうのが、既存のアルミサッシでした。
アルミサッシは機能面では優れている一方、無垢材を使ったナチュラルなインテリアの中では、どうしても無機質な印象が残ってしまうことがあります。
そこで今回は、窓そのものを交換するような大掛かりな工事ではなく、既存のアルミサッシを活かしながら、室内側だけをオーダーメイドでリメイクする方法をご提案しました。
カーテンやブラインドではなく、「窓そのもの」をインテリアに
アルミサッシが気になる場合、カーテンやブラインドで隠す方法もあります。
しかし今回目指したのは、「隠す」のではなく、窓そのものを家具や建具のようにデザインして、インテリアの一部として楽しむこと。
そこで、室内側に無垢材を使ったオーダー窓を製作しました。
採寸した寸法をもとに自社工場で製作し、塗装後の仕上がりまで丁寧に確認。既存の窓に合わせて設計することで、まるで最初からそこにあったかのように、室内へ自然に納まる仕上がりを目指しました。

装飾ガラスと無垢材で、可愛らしく上品な窓に
窓は、上下と中央で構成を分けています。
上部と下部は明かりを取り込むためのガラススペースとし、中央には四方を無垢材で組んだ観音開きの扉を設けました。
上部と観音扉には、透明感のあるクリアタイプの装飾ガラスを採用。
一方、下部にはアクセントとしてブルーの装飾ガラスを組み合わせています。
無垢材のやわらかな質感にガラスの表情が加わることで、窓そのものがインテリアのアクセントになりました。
木の質感を活かす、自然素材のステイン塗料
塗装には、自然素材のステイン塗料を使用。
木材の表面に厚い塗膜を作るのではなく、木目を活かした仕上げにすることで、無垢材ならではの自然な表情を楽しめるようにしています。
さらに、丁番にはアイアン製の外付けタイプを採用。
細かな金物までインテリアの雰囲気に合わせることで、窓だけが浮いてしまわないようにデザインしました。
窓の外側にはさらに装飾枠を取り付け、既存のアルミサッシとの境目を自然につなげています。

今回のように、窓そのものを交換する大掛かりなリフォームをしなくても、室内側に無垢材のオーダー窓を設けることで、既存サッシを活かしながらインテリアの印象を変えることができます。
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