ホテルライクなキッチンを目指そう!ポイントやメリット・デメリットを紹介
世界に一つしかない自分だけのキッチンを実現できるオーダーキッチンのなかでも、ホテルライクなキッチンは誰もが憧れるエレガントな雰囲気が魅力です。
しかしデメリットや注意点を事前に把握しておかないと後悔につながる恐れがあるため、現在お使いのキッチンを撤去・リフォームする前や新築で検討する前に、さまざまな視点で吟味する必要があります。
この記事では、ホテルライクキッチンを取り入れる場合のポイントやデザインの選び方などを紹介します。
キッチンのリフォームを検討中の方や、自宅におしゃれで非日常的な空間が欲しいと考えている方は参考にしてみてください。
「ホテルライク」なキッチンとは
ホテルライクなキッチンとは、一言でいうとホテルのようなシンプルで高級感のあるキッチンのことで、以下のような特徴・メリットがあります。
- 優雅な非日常感
- 生活感がない
- リビング主体で誰でも呼べる
自宅の一部とは思えない優雅な空間を演出するホテルライクキッチンは、生活感を取り除いているため非日常の気分を楽しめる特徴があります。
キッチンとその他の空間の雰囲気が異なるため、キッチンに入るたびに新鮮な気持ちを味わえるのが利点です。
シンプル・上品なデザインでリビングの景観を損なわず、引き立てる役割を果たすため、目上の方々から友人まで幅広い来客に対応できます。
ホテルライクなキッチンのポイント
ホテルライクなキッチンを目指す際は、以下のポイントを押さえることでより理想の仕上がりに近付きます。
カラーコーディネート
カラーコーディネートを工夫して、印象的なキッチンを演出しましょう。
ベースカラーを決定しアクセントとして他のカラーを少し配色することで、おしゃれで個性のある空間を演出できます。
モノトーンやブラウン・ベージュなどのカラーはエレガントで清潔感があり、他のインテリアとも相性がいいためベースカラーに適しています。
アクセントカラーを選択する際は、ベースカラーと合わせてイメージするのがおすすめです。
照明
ホテルライクなキッチンには、間接照明を取り入れることでおしゃれに空間を明るくします。
光がキッチン全体を優しく照らしてくれるため、居心地の良さを高めるのに効果的です。
手元灯を選ぶ際は、シャープでシンプルなデザインのものをキッチンのイメージに合わせて選ぶと洗練された雰囲気になります。
ペンダントライトやスポットライトなどのスタイリッシュな照明をインテリアとして取り入れるのがおすすめです。
壁材や床材にこだわる
ホテルライクなキッチンを目指す場合は、壁材や床材にもこだわりましょう。
壁材には大理石風やモザイクパターンのタイルなどを選択することで、ひと目見ただけで高級感のある印象を与えます。
また透け感のある素材を使用するとキッチン全体が明るくなり、空間を広く見せる効果が期待できます。
床材は、好みで選ぶほかにメンテナンスのことを考慮して選ぶのもおすすめです。
天然の木目が生かされたフローリングは、一枚一枚に味がありどんな雰囲気のキッチンとも相性が良いため、人気があります。
フロアタイルは耐久性がありお手入れがしやすい素材で、大理石調・木目調・モルタル調などのデザインのほか、カラーバリエーションも選べるのが利点です。
キッチンは水の跳ね返りや油汚れがつきやすいため、お手入れしやすさを重視するのも賢い選び方です。
こまめな拭き掃除できれいに保てる素材を取り入れることは、ストレスの軽減や快適さにもつながります。
片付けやすさ
ホテルライクなキッチンでは、片付けやすくスッキリと見せる収納を目指しましょう。
さまざまな調理器具が混在するキッチンはごたついた印象を持たれがちですが、収納を工夫することで全体が開放的になり、作業もスムーズに行えます。
スペースに余裕がある場合は、パントリーを設けることで整理しやすくより使い勝手がいいキッチンに仕上がります。
シンプルでスマートな収納は高級感を保ちつつキッチンをきれいにまとめてくれるため、生活感を取り除いた『隠す収納』を取り入れたい部分におすすめです。
食器や調理器具はディスプレイできるようなデザインを
食器や調理器具は、インテリアとしてディスプレイできるデザインのものを選択するとよいでしょう。
隠す収納とは反対に、あえて美しい食器やデザイン性の高い調理器具を見えるように配置する方法があります。
食器を見せるように置く場合は、モダンな食器やガラス製の食器などを揃え、開放的な収納に並べましょう。
ホテルライクなキッチンでは調理器具を見えないように収納することが基本ですが、おしゃれなデザインのボトルオープナーや包丁スタンドを取り入れれば、生活感を出さずにこなれ感を演出できます。
洗練されたインテリア雑貨
キッチンには、洗練されたインテリア雑貨を配置しホテルライクな仕上がりにしましょう。
キッチンの雰囲気と調和のとれたケトルや電子レンジなどの家電を置くほか、素材やデザインにこだわったエプロンやキッチンタオルでさりげなく視線を引くのがおすすめです。
アクセントとしてウォールアートやアートパネル、空間のイメージに合わせた写真などを飾ると、ぐっとホテルの印象に近付きます。
インテリア雑貨を取り入れる際は、キッチン全体の雰囲気にマッチするかシミュレーションしながら検討しましょう。
ダイニングとキッチンの一体型
ダイニングとキッチンが一体化したスタイルでは、高級ホテルのスイートルームのような空間を演出できます。
開放的なデザインであるため、家族やお客さんとコミュニケーションを取りながら作業でき、会話も弾みます。
普段の料理はもちろん、パーティーやおもてなしの際にも重宝するアイデアです。
明るさと開放感・清潔感
ホテルライクなキッチンには、明るさと開放感が欠かせません。
心地の良い光と広さが兼ね備えられた空間は清潔感のある印象を与えるため、快く来客に対応できます。
照明の明かりや窓から差し込む光で照らされることで、爽やかな気持ちで過ごせるキッチンが実現します。
インテリアとしてのアクセントになる間接照明を取り入れるのもおすすめです。
掃除しやすさ
キッチンは汚れやすいため、広くて掃除が大変と感じる場合は手入れがしやすい素材やデザインを選択しましょう。
床材にはクッションフロアや塩ビタイルなど、汚れの手入れが容易で耐久性もある素材が重宝します。
コンロ周りには、ガラスパネルのような素材が使われていると油跳ねの心配が軽減します。
掃除のしやすさを重視する場合でも、大理石や木目の柄を施した素材はある程度選択が可能です。
ホテルライクなキッチンのメリット
ホテルライクなキッチンには、以下のメリットがあります。
片付くようになる
ホテルライクなキッチンでは、隠す収納の効果でキッチンが片付きやすくスッキリした印象を与えます。
レードルやトングをはじめ、鍋やフライパンなども見えないようにしまうため、整理や手入れが行き届いているキッチンになります。
ゴミ箱も見えないところに収納し、換気扇や照明も目立たずなじむデザインを導入することで、さらに片付いていて生活感がないキッチンが実現可能です。
誰がきても恥ずかしくない
ホテルライクなキッチンは、誰を招き入れる場合でも自信をもっておもてなしできます。
キッチンは散らかったり汚れたりしやすいだけではなく、生活感が現れやすい空間であるため、他人の目に触れることに抵抗がある方も多いです。
しかしキッチンをホテルライクに仕上げていれば、人に見られても恥ずかしくなく、むしろお披露目したくなることでしょう。
友達を集めてパーティーをする場合に重宝しますし、腕に自信がある人がお客さんを招いて手料理を振る舞う場合にも華やかさをプラスしてくれます。
料理の時間に特別感が生まれる
キッチンが洗練された空間だと、料理をする際に特別な気分になれます。
おしゃれなホテルライクなキッチンは自宅にいながらも非日常を感じられる場所です。
デザインやアイデアによって個性を表現できるため、キッチンに入るたびに自分のために作られた唯一無二の空間を味わえます。
シンプルながらもおしゃれな設計で、飽きを感じずに楽しめるでしょう。
ホテルライクなキッチンのデメリット
誰もが一度は憧れるホテルライクなキッチンですが、デメリットもあります。
費用が結構かかる
ホテルライクなキッチンには質が高い素材や設備が必要になるため、費用が高くなりやすいです。
また、既存キッチンの撤去やキッチン本体・収納の取り付け、配管や配線の工事などにも費用がかかるため、場合によっては100万円以上になるケースもあります。
全く違うデザインのキッチンに改装したい場合や大幅な変更を加える場合は、その分高額になることを理解しておきましょう。
一からデザインを計画する場合は、何にどれくらい費用がかかるのかも合わせて調べることが大切です。
ある程度のスペースを確保する必要がある
キッチンをホテルライクにするには、広いスペースを確保する必要があります。
せっかくデザインや素材にこだわっても、スペースが狭いとホテルライクの良さが失われてしまうため、そのままの状態での導入はおすすめできません。
リフォームで間取りを広げるか、新築の際にどれくらいのスペースを設けるかよく検討することが大切です。
キッチンのコーディネートについてお困りの場合は、ワイズキッチンファクトリーにご相談ください。
きれいに維持する努力が必要
ホテルライクな雰囲気を出すためには、こまめな掃除や整理整頓を心掛けてきれいな状態を維持することが大切です。
散らかっていたり汚れが目立っていたりすると、せっかくのホテルライクキッチンの開放感や高級感が損なわれてしまいます。
ホテルライクキッチンの床材や天板の素材には、汚れが付きにくくお手入れがしやすいものが多いため、毎日少しずつ掃除をして美しく保ちましょう。
オーダーキッチンを依頼する場合の注意点
オーダーキッチンを依頼する場合は、以下の点に注意しましょう。
納期を確認する
オーダーキッチンは、依頼先との打ち合わせが完了してから作業をするため、完成までに時間がかかります。納入希望日がある場合は逆算して早めに相談しましょう。
デザインだけではなく、素材や使い勝手など施工前に話し合うべき内容は多いため、事前にイメージを膨らませておくとスムーズに打ち合わせが進行します。
納期は内容によって変動する場合もあるため、早く完成を目指したい人は特に注意しましょう。
キッチンの取り付けサービスの有無を確認する
オーダーキッチンメーカーのなかにはキッチンの取り付けに対応していない会社もあるため、必ず事前に確認しましょう。
実績があるメーカーや建設業の許可を得ているメーカーを選択するのがおすすめです。
施工実績が多いメーカーでは事例を収めた写真が豊富に確認できるため、具体的なイメージをつかみやすくなります。
デザインだけではなく使いやすさも考慮する
キッチンは実際に使用する場面が多い空間であるため、使いやすさを考慮することが大切です。
ホテルライクのキッチンを希望する場合は、カラーや素材にこだわりすぎて使い勝手を二の次にしないように注意しましょう。
特に収納の利便性やキッチンの高さなどは、自分に合っていないとストレスの原因にもなるため、事前のイメージやシミュレーションなどを慎重に行いましょう。
保証内容を確認する
依頼するメーカーがアフターフォローに対応しているかは大事なチェックポイントのひとつです。
オーダーキッチンでキッチンを細かくカスタマイズする場合、パーツの手配に時間がかかったり保証の対象外になったりするケースがあります。
修理やアフターサービスについて、前もってしっかり確認しておくと安心です。
まとめ
ホテルライクなキッチンの魅力や、取り入れる際の注意点を紹介しました。
キッチンをオーダーメイドする場合は、全体のバランスやリビングとの相性も総合的に考慮してデザインを決定しましょう。
ホテルライクなキッチンをご希望の方は、横浜発のオーダーキッチンメーカーであるワイズキッチンファクトリーにお任せください。
お客さん一人ひとりのイメージするテイストをサンプルや施工例を提示しながらお伺いし、理想のキッチンを実現します。
オーダーキッチンメーカーでありながら建設業の許可も取得しているため、キッチンリフォーム・リノベーションにも対応可能です。
また使用する素材にもこだわり、優れたデザイン性と高いコストパフォーマンスで機能性や満足感を充実させた唯一無二のキッチンを実現します。
初めてオーダーキッチンメーカーを利用するお客様にも納得いただけるようなプランをご提供致しますので、ぜひ一度ご相談ください。