2019年3月1日
対面式キッチンを、もう少しおしゃれな空間にしたい。そんなご要望に合わせて、既存のキッチンを活かしながら、カウンターや壁、棚などに手を加えました。

無垢のアッシュ材で、存在感のあるキッチンカウンターに
キッチン全体を交換しなくても、素材や装飾を工夫することで、空間の印象は大きく変わります。
キッチンカウンターは、奥行きが浅いと小物を置く程度の使い方になりがちですが、奥行きを持たせることで、インテリアの中でも存在感のある場所になります。
今回は、空間の雰囲気に合わせて、カウンターに無垢材を採用しました。
細かな木材をつなぎ合わせた集成材ではなく、木目の美しさを活かすため、幅約20cmのアッシュ無垢材を2枚つないで仕上げています。
さらに、自然塗料を擦り込むことで、木の表情を活かしたマットな質感に。木目や色の濃淡、自然に生まれたシミも素材ならではの味わいとして楽しめるカウンターになりました。

モールディングと塗装で、壁にもさりげない装飾を
キッチンの立ち上がり壁にはモールディングを施し、シンプルながらも表情のあるデザインに仕上げました。
塗装には、卵の殻のような質感が特徴の水性塗料「HIP!」のエッグシェル仕上げを採用。落ち着いたマットな表情が、空間に上品な雰囲気をもたらします。
大がかりなキッチンリフォームをしなくても、壁の装飾や塗装を工夫することで、既存のキッチンをインテリアに調和させることができます。

吊戸棚をなくし、見せる収納に
いわゆる吊戸棚は設けず、DIYのような軽やかさを感じさせるオープン棚にしました。
食器やお気に入りの道具を見せながら収納できる一方、すっきりとした印象を保つには、持ち物の量を見直すことも大切です。食器を必要な数に絞り、増やしすぎないことで、見せる収納の魅力が引き立ちます。
棚の塗装にも、壁と同じ「HIP!」の塗料を使用。色や質感を揃えることで、統一感のある空間に仕上げました。
キッチン以外も、少しの工夫でインテリアが変わる
今回は画像がありませんが、階段の踏み板の先端部分にもモールディングを取り付けました。
そのほかにも、鏡にフレームを付けたり、窓枠に装飾を加えたりと、住まいには後から手を加えられる場所がたくさんあります。
大切なのは、すべてを新しくするのではなく、今あるものを活かしながら、空間全体の雰囲気に合わせて手を加えることです。
インテリアの工夫には、ご自身で楽しみながらできることもあれば、仕上がりや耐久性を考えてプロに任せたほうがよいこともあります。
Y’s KITCHEN FACTORYでは、ご希望のデザインやご予算に合わせて、DIYでできることと、専門的な施工が必要な部分を整理しながらご提案します。