計算し尽くされたグローバルな美意識。横浜・中区のマンションリノベ実例
2025年8月18日
洗練と上質を求めた、丸ごとリノベーション
今回ご紹介するのは、横浜市中区のマンションで行ったスケルトンからのフルリノベーション。
ご夫婦とお子様おひとりが暮らされる予定のお住まいです。
間取りの大きな変更はありませんが、一度すべてをスケルトンに戻したうえで、ゼロから組み上げたリノベーション。
お施主様のA様は建築に関する知識をお持ちだったこともあり、随所に洗練されたデザインと機能性が融合した空間が完成しました。
横浜・中区という土地柄を背景に、インターナショナルな感性を意識した設計。
誰にとっても心地よく、かつスタイリッシュに暮らせる、グローバルスタンダードな住まいづくりを目指しました。


異素材のコントラストが美しい、オーダーキッチン
このリノベーションの主役のひとつとなるのが、オーダーメイドで仕上げたキッチンです。
木目の流れを活かしたモダンなデザイン
扉材には、木目横使いのラビアン(JC-1015KY33)を採用。木目を揃えた仕上げは、職人の丁寧な技が光ります。
壁面収納にはメラミン化粧板(K-6118KN)を組み合わせ、上質で落ち着いたモダンな印象に。
木目のあたたかさとマットブラウンの重厚感。
このコントラストが、キッチン空間に奥行きと存在感を与えています。

ビルトイン家電と素材へのこだわり
キッチン設備には世界基準の機能美を誇るMiele製品を採用。
静かで力強い性能と、無駄のないデザイン。家電そのものが空間に溶け込み、全体の統一感を引き立ててくれるミーレ製品。
ビルトインオーブン:H7840 BM(クリーンスチール)
食洗機:G 7130 C SCi ED(クリーンスチール)
ワークトップにはコセンティーノ(Cosentino)Earthic「Raw D」を。
再生素材を用いながらも天然石のような表情を持ち、サステナブルとラグジュアリーを両立しています。
また、シンクにはグレーの人造大理石を。
水栓にはグローエ(GROHE)を採用し、機能性とデザイン性を兼ね備えた仕上がりとなりました。



使用マテリアルと設備詳細
レンジフード:アリアフィーナ ANGL‑651(ステンレス)
→無駄を削ぎ落とした端正なデザインと、高性能な吸引力キャビネット両サイド:メラミン化粧板 K‑6118KN
→耐久性が高く、メンテナンスも簡単シンク:グレーの人造大理石
→モダンで落ち着いた印象、水垢も目立ちにくいカウンタートップ:Cosentino Earthic raw Raw D
→環境配慮型の高級人造石。質感と耐久性を兼備水栓:GROHE JP210503
→デザイン性と機能性を兼ね備えたヨーロッパブランド床材:アドヴァン メガスラブアース
→石目調の大型タイルで、重厚感あるホテルライクな仕上がり



まとめ
木目と石、そして金属。
異素材を組み合わせながらも、全体がシームレスに調和するよう計算し尽くされたデザイン。
機能面はもちろん、住まい全体に「インターナショナルな美意識」を宿すことで、日常が特別な時間へと変わります。
オーダーキッチンだからこそ実現できる、世界水準の快適さと美しさ。
横浜・中区でのリノベーション実例からも、ぜひその可能性を感じていただければ幸いです。