浮遊感のあるアイランドキッチン。。。東京都江東区40代マンションリフォーム
2022年8月20日
マンションのアイランドキッチンで、オーダーメイドならではのプランが完成しました。
もうここ何年もキッチンの形状はアイランドが圧倒的に主流になっています。
ダイニングに向いて調理する方が、作り手は状況を気にしながら作業出来ますし、
建築的にも冷蔵庫・カップボードの配置も決めやすく、窓明かりの取入れを気にする事も無いので、当然と言えます。
また、マンションの天井を取り払い、コンクリートむき出しに電気配管やダクトを隠さず表しにするケースもよくあるので、
今回のようなプランも無理やり感無く、自然と馴染んでいると思います。
キッチンの下部は収納スペースとして作る為、箱や、壁にする事が多くなりますが、
今回のプランは違います。
キッチン側の下部は収納スペースとして使う事は勿論ですが、ダイニング側との境界はアイアンの足とメッシュでゆるく区切り、
ダイニング側からも食事スペースとして椅子を置いて使えるように、
また、カウンター下に隙間を作り、収納として使えるようにしてあります。
カウンターはヨーロッパでよく使われるラミネートで、エッジにはバーチ材の複層を巻いているので、
北欧テイストを感じる事ができます。
照明は北欧らしくルイスポールセン調の大き目のペンダントをぶら下げています。
カップボードも北欧テイストのナチュラルなデザインと素材で作られています。
全て取り外し可能なトレーとしても使える引き出しの仕様で、下部のみ隠したい時だけ隠せる扉を仕込んでいます。
吊戸棚はコンクリートの梁に形状に合わせてアイアンで枠組を作り、
無垢材の棚板を乗せているだけのシンプルな作りです。
全体的に色合いもデザインもシンプルにすることで、コストも抑えつつ、特徴的なインテリアが完成しました。
因みにウオークインクローゼットもチラリと紹介しておきます。シンプルです。
リフォームの場合は、装飾になるモールディングを多用する事で、落ち着きのある重厚な空間も作れますし、
装飾をなるべく使わずに天然素材の色を生かした軽やかな明るい空間も作れますし、
無機質な素材と色の組み合わせで非日常的な異空間も作れます。
特にマンションのリフォームの場合は、柱や梁等の構造を考える必要の無い分、自由な発想が生きると思います。
ワイズには、どこに相談しても分かってもらえないと悩んでご相談に来られる方が多くいらっしゃいます。
何となくイメージしている事を形にするお手伝いをさせて頂きますので、ご相談・ご来店お待ちしております。
Y’s KITCHEN FACORY URL https://www.yskitchen.co.jp