ナチュラルな家具のような二列型キッチン。。。神奈川県逗子市50代戸建新築
2022年9月22日
高品質なナチュラルキッチンは、まさに海外の高機能家具として存在感があります。
高台の更に2階から見る自然の景色は、人間が地球に間借りしている感覚になります。
そんなお宅のキッチンはやはり自然派志向での素材選びになりました。
調理器具は外壁に向けて排気効率を重視し、サブシンクは対面になるように2列型を選択されました。
キッチンシンクをメインとサブに分けて、複数での調理を意識した作りをする事はよくあります。
夫婦だったり、親子だったり、お教室だったり、パーティーだったり、あると確かに楽しくなりますし、何より便利です。
北米でよく使われるアルダー材の無垢の扉は、OSMO(オスモ)の塗料で仕上げています。
カウンターはイスラエルの人工石Caesarstone(シーザーストーン)を使い、自然な中にも抗菌性能のある素材を選んでいます。
壁面は漆喰を選ばれていますが、キッチン周りは可愛いモザイクタイルにし、レンジフード下の汚れの気になる箇所はキッチンパネルを選んでいます。
食洗機はMiele(ミーレ)をビルトインしています。
海外製の食洗機はどれも大容量です。450幅も600幅も国産とは比べ物にならない位です。
200Vのハイパワーで、食洗機本体の中で水を熱いお湯に変えて洗浄します。
国産は給湯器のお湯を引いてくる為、給湯機の温度以上にはならないので、ミーレに限らず輸入機器は、国によって考え方の違いがあります。
吊戸棚のガラスは色んな種類から選べます。
クリアだと見えすぎだったり、わざとアンティークな模様を選んだり、色もうすいブルーやグリーンなど。
アイランド・シンク側の内側は、オープンシンクになっており、多用途な使い方が可能です。
炊飯器もビルトインする事が出来ますので、見せるキッチン家電はカウンターの上に置き、
あまり見せたくないキッチン家電はビルトインさせている点もこだわりの部分です。
節の無いアルダー材は、優しい木目を持ち、色味もチェリー(桜)に似ており、高級感があります。
昨今のウッドショックから手に入りづらくはなっていますが、昔からワイズキッチンファクトリーではナチュラルテイストのキッチンの定番素材です。
窓からの光も十分に取り入れ、使う頻度の減る吊戸棚は少なくし、飾り棚にしている点も、キッチンというよりは家具に見える要素になっています。
多目的に使える、リビング収納も同じ素材で作っています。
奥様の家事デスクとして、御主人の書斎デスクとして、、お子様の宿題デスクとして、飾る事も収納する事もできるスペースです。
共有の文房具だったり、衛生品だったり、マニュアルだったり、ここにみんなで使う物が置いてある場所と決まっていると、
自然と片付きますよね。
洗面化粧台もオーダーで製作しました。
洗面化粧台は、フレンチカントリーを意識し、無垢のポンデローサパインで扉を作り、OSMO(オスモ)のアンティークパイン色で
仕上げています。
カウンターはモザイクタイルにして、ホーローのオーバーシンクとの組み合わせです。
ワイズキッチンファクトリーでは、キッチンのテイストを大まかに「クラシック」「ナチュラル」「モダン」と、3つに分類しています。
そこからさらに、お客様のお好みに応じて細分化してご提案しています。
今回のように、ナチュラルと言ってもカントリー路線なのか、高品質路線なのか、細かい所はお客様の目指される生活感にあると思います。
その部分は、お話を伺いながら、どんなものがお好きで、どんな生き方をされて来たのかを感じ取ってご提案致します。
Y’s KITCHEN FACTORY