コンパクトで可愛いタイルが好きなホワイトキッチン。。。東京都江戸川区40代戸建新築
2022年9月16日
車椅子にも対応した、ポップなかわいい、タイルカウンターのキッチンです。
市販のキッチンでもタイルカウンターに対応してくれるメーカーや、輸入機器に対応してくれるメーカーが出てきました。
お客様ニーズの多様化の欲求は止まることなくずっと続いているので、当然の事と思います。
オーダーキッチンにとっては当たり前でも、システムキッチンの世界では当たり前では無かった為、時代にメーカーが追随しているな
という印象です。
さて、今回のお客様は、コンパクトな2550のシステムキッチン規格のサイズは変わらず、様々なオーダーらしい要素を含んだキッチン
となりました。
キッチンカウンターはまっ白なタイルで仕上げています。
特徴的なのは、タイル1枚分の段差を立ち上げていて、段差分はこげ茶色のタイルを市松模様に配置している点です。
シンクは、KOHLER(コーラー)のホーローシンクを使い、タイルカウンターとの相性は抜群です。
水栓金具はGlohe(グローエ)ですが、縦に取り付けています。レバーを奥手前に動かすのではなく、
より近い位置で左右に動かすことによって、まだ背の低いお子様でも使いやすいキッチンになっています。
お子さんが大きくなった時に、横向けに変えてあげる事も簡単にできますので、成長に合わせてと考えても良いでしょう。
シンクの下は、車椅子対応になっています。カフェカーテンを付けて奥にゴミ箱など物を置く事も出来ます。
扉は四方框組で、鏡板にスリットを入れてシェーカー風にデザインされたオークの無垢材に、Kreidezit(クライデツアイト)の自然塗料を塗って仕上げています。
ハンドルは直輸入のアイアンの古美色仕上のタイプ、食洗機(Panasonic)、オーブン、コンロ(HARMAN)は国産品です。
吊戸棚は設置せず、オークの無垢材にLivos(リボス)の自然塗料を使った飾り棚を設置しています。
窓の膳板も同じ材料を使って統一しています。
洗面化粧台もタイルカウンター・ホーローのオーバーシンク・吊戸無し・飾り棚と、キッチンと同じ仕様です。
水栓金具はシングルレバーではなく、KOHLER(コーラー)の2レバータイプの物です。
誤解される事があるので、付け加えておきますが、お湯の方だけだと熱湯が出るんじゃないかと思われる方がいらっしゃいます。
子供や高齢者がいる家庭では危ないのではという事ですが、全くそんな事は有りません。
お風呂のお湯を沸かす給湯器の設定はだいたい40度位にされていると思いますので、それ以上の温度の湯が出る事はありません。
扉を付けないで、必要ならカフェカーテンを付けるという方法で、コストを掛ける所・掛けない所のコントロールが実に上手く
効いています。
床には再度登場の大きな市松模様のPタイルで、どこにいてもオリジナルの我が家のテイストが盛り込まれています。
タイル・無垢材・アイアンといった素材に、自然塗料で柔らかい雰囲気を作り、さりげない市松模様でフレンチカントリーを演出しており、
化粧梁・ガラスのペンダントライト・腰壁と、コンパクトな中に理想がギュッと詰まっています。
きっと、おススメされて選んで決めたのではなく、自分で自分らしく気持ちよくいられるようにと考えて、それを実現された空間は、
これから益々愛情を注がれる事になると思います。
メンテナンスもご自分で行われていくでしょう。
その思いは今はまだ小さなお子様の心にも伝わって成長していくだろうと思います。
Y’s KITCHEN FACTORY