キッチンを高級な置き家具とする。。。神奈川県横浜市青葉区40代戸建新築
2022年9月30日
キッチンは家具だとするヨーロッパの考え方に忠実なキッチンです。
ヨーロッパの住宅建材製品に触れて、その考え方に賛同するワイズキッチンファクトリーですが、
海外生活経験のある帰国者にとって、日本ではすなわちキッチンはオーダーメイドで作るという選択になるようです。
そんな方にとって、木というものはあくまでも無垢材であり、シート貼りは選択肢としては無いようです。
床材は勿論の事、キッチンの扉も当然のように無垢材になります。
但し、アメリカのメーカーでは木目柄のシートの割合が多く、現地のホームセンターで販売されている主流製品になっているようです。
又、システムキッチンを発明開発したドイツでは、カウンタートップにラミネート樹脂を使う事は一般的のようで、豊富な柄も
国内で見る柄よりも洗練されており、厚みも国内メーカーのものよりも3倍ほどあり、なんと3世代に渡り使用されていた物も拝見
したことがるほど、実にタフな素材です。
こちらの樹種はアルダー材です。
ショールームでサンプルをお見せすると、気に入られる方の多い樹種で、節がほとんどなく、木目がはっきり出ていますが、
荒々しくなく上品で、高級感もある素材です。そのアルダー材をOSMO(オスモ)の自然塗料で仕上げています。
無垢材+オスモは鉄板の組み合わせで、何年の年月が経とうとも自分でメンテナンス出来、美しさを保ち続ける事の出来るのが特徴です。
カウンターから上については、室内の圧迫感を減らす為、壁と同色にして、同じ彫り込みのアルダー材をウレタンのホワイトで
仕上げています。
トールキャビネット上部のクラウンは室内の建築では付けておらず、家具と見立てたキッチンの飾りです。
飾り棚のアールも家具としての遊び心です。
ちなみにカウンター上のトールの一番下は炊飯器収納になっています。
リビングに入ると突き当りに目に入るこのキッチンは、レンジフードのチョイスもさることながら、システムキッチンとも呼べない、
台所とはもっと呼べないような、期待していた通りの高級家具のようなキッチンに仕上がりました。
照明の光で優しく収まるこのキッチンは、家の価値を上げ、家に対する愛情を持ち続ける要素になってくれるに違いありません。
ワイズキッチンファクトリーでは、一般的に知られているような樹種は勿論、知られていないような樹種もサンプル扉として多く
揃えています。
扉だけではなく、カップボードや玄関収納のカウンターや、テーブル等にも使用できますので、ショールームでお待ちしています。
Y’s KITCHEN FACTORY