海外インテリアのようなグレーエレガントなコンパクトアイランドキッチン。。。東京都町田市40代戸建リフォーム
2022年12月12日
スペースの関係でコンパクトに素敵にまとめたい、そんなアイランドキッチンができました。
元々キッチンはカップボードの位置にあり、I型キッチンでしたが、対面できるようアイランドキッチンにしたいという要望がスタートでした。
ダクトを移動するには天井のスペースが足りなく天井下に這わせるしかない為、その部分を化粧梁にし、その中にダクトを通しました。
それなら丁度良く違和感なくペンダント照明もぶら下げられます。
水道設備・ガス配管・電気配線の移動も行わないといけませんが、床コンクリートにタイルを貼っている構造なので、配管配線分を斫り、
その中を這わせ、モルタル埋め戻し、タイル復旧で対処しました。
アイランド用のセンターフードには可愛く装飾を付けて、無機質な雰囲気を和らげます。
キッチンカウンターのダイニング側はまだ小さなお子様の様子を見ながら家事が出来るように足元を広くして椅子が置けるようになっています。
ここにも装飾を付けることで、単なる「台所」ではなく、「家具としてのキッチン」になっています。
実際キッチンは正面から見るとこんなにコンパクト。
内側は、右からスパイスラック150㎜・ガスコンロ600㎜・引出し450㎜・シンク600㎜・オープンキャビネット300㎜で、
合計2100㎜のアイランドキッチンになります。
将来、食洗機をビルトインしたくなった際は、450㎜の引出しを入れ替える事も可能です。
シンクはクラシックスタイルで人気のKOHLER(コーラー)のエプロンシンクで、これは元々置いてあったものを磨き、
キッチンシンクとして再利用したものです。ホールキャップは他メーカー品をメラミン焼付塗装して設置しています。
完璧なフィッティングで、可愛く納まるエプロンシンクとシェル(貝)のツマミの組み合わせも良い感じです。
ちなみにツマミは丸いものと2種類同色のモノを使い分けているのもポイントの1つです。
オープンキャビネットにはコンセントを用意し、調理家電にも対応しています。
シンク下の引出しの奥は、電気式のタッチ水栓の配線がゴチャゴチャしていますが、後で綺麗にまとめています。
キャビネットの周囲には防虫パッキンを標準で装備していますが、輸入キッチンのように不要だという方には付けておりません。
壁・床・天井はいじらないという制約の中、コンパクトなキッチンの中にご要望の要素をしっかり取り入れ、
レイアウト変更にも最適なご提案ができたと思います。
もちろん、お客様の考える優先順位がブレない事が大事ですが、最終的なイメージの共有が出来ているからこそご提案も可能になります。
我々ワイズキッチンファクトリーのスタッフはお話を聞かせて頂いたり、憧れの資料を見せて頂きながら、イメージを先回りして想像し、
お客様の夢を形にするお手伝いをさせて頂きます。