コの字型輸入キッチンのリフォーム。。。神奈川県横浜市中区
2019年10月4日
輸入キッチン付きの戸建てを中古で購入されたお客様です。
以前のオーナーがイギリス人だったので、使い慣れたコの字型の輸入キッチンを採用されていたのだと思います。
おそらく10~15年程度の使用歴だという事ですが、外から見ると、なかなかなダメージ具合で、そのまま使う気にはなれず、
かと言って、調査するとキャビネット内部は傷んでおらず、清掃で十分使用可能です。
これをこのままゴミにする事が、エコロジーの観点から考えても心が痛むとも仰います。
それならば、全部取り換えるよりは、使える箇所を生かしつつ、修正したい所を改造しましょうという事になりました。
その判断を期待して、ワイズキッチンファクトリーに相談されたのだと思いました。
確かに弊社の大得意分野です。
取り換える所は、①扉 ②カウンター ③コンロ、レンジフード、食洗機、浄水器、水栓といった機器類
改造したい所は、①コーナーのキャビネットの内部の収納金物部材 (以前はただの棚だった為、奥が取り出しにくかった)
②シンクのキャビネットを引き出し式に (以前はただの観音開きだった)
③扉の色が変わったことに合わせて、サイドパネルや幕板や巾木なども同色に交換
④吊戸棚の高さが高過ぎで使いづらいので、低くする
⑤キッチンカウンターの高さが低くて使いづらいので、高くする
キッチンスペースとしては、①ダイニングとの間が吊戸棚と壁で仕切られていて暗く閉鎖的なので、一部の棚と、壁を取り払って明るくしたい
②タイルの色や質感が気に入らないので張り替えたい
③シンク前の出窓のカウンターが傷んでいるので交換したい
と、いうようような要望が出てまいりました。
扉は、以前は木目がハッキリと見える染色塗装でしたが、同じ扉を薄く削り無塗装の状態にしてから、ウレタンで塗りつぶしにしました。
動作の悪い丁番はここで取り換えておくので、新品同様です。
シンク下の観音扉は、2段引出しにして、奥までしっかり使えるようになりました。
コーナーの内部にも、面白い動きの回転トレーを入れる事で、取り出しが自在になりました。
カウンターはサイルストーンという、イタリアの人工石をL型にし、ダイニング側は集成材を他の木部と同色に染色し、ウレタン塗装で仕上げました。
ダイニング側との壁は、壁を開けてみた所、上階の排水管や給水管やガス管が通っていた為、スリット状に開口する事になりました。
その際はコーナー部分の吊戸棚は撤去し、必要な吊戸棚だけを残して、また、位置を下げて取付しています。
洗面化粧台も同様に改造して再利用しました。
扉は塗替え、カウンターと水栓は交換し、キャビネットとシンクと鏡は再利用です。
但し、シンクの排水は新しくしてあります。
大きな鏡には、直接モールディングを廻してあります。
ついでに、横にある窓の枠や、カウンターも同素材同色の物に交換し、エアコンも新規で付けたので、気持ちの良い新築同様の洗面室となりました。
Y’s KITCHEN FACTORYでは、オーダーキッチンを製造する他、このようなキッチンそのものリフォームも多く行っています。
キッチンメーカーだからこそできる、技術とノウハウで、皆さんのキッチンの困ったを解決していますので、
ぜひ、ご相談ください。
たまプラーザか、西麻布での打ち合わせの他、現地で拝見しながら打合せした方が良い場合もありますので、
ご予約頂ければと存じます。
Y’s KITCHEN FACTORY URL www.yskitchen.co.jp