トラディッショナルスタイルのオーダーキッチン

オーダーキッチン|空間に馴染む、コの字型ホワイトキッチン|埼玉県深谷市

長くドイツで暮らされていた施主様から、「これまでのドイツでの生活スタイルに合うキッチンを」とご相談いただき、新築住宅に合わせてオーダーキッチンを製作しました。

目指したのは、存在感のある大きなコの字型キッチンではなく、空間に無理なく馴染むコンパクトなコの字型キッチン。

シンプルで落ち着いた色使いの中に、家具のようなディテールと、日々の使いやすさを考えた収納の工夫を取り入れています。

トラディッショナルキッチン

家具のような佇まいをつくる、ホワイトの面材

キッチンの面材には、四方框に彫り込み装飾を施したデザインを採用。

ホワイトのウレタン塗装で仕上げることで、清潔感がありながら、どこかクラシカルで可愛らしい印象に仕上げました。

吊戸棚は壁面側を中心に設け、必要以上に収納で空間を埋めないことで、コの字型キッチンならではの開放感を大切にしています。

吊戸棚の一部にはガラスの格子扉を採用。

食器やお気に入りの器などを見せながら収納でき、キッチンに「家具らしさ」を加えるアクセントになっています。

ミーレを組み込んだキッチン

MieleのIH・オーブン・食洗機をビルトイン

クックトップには、ドイツの家電ブランド「Miele(ミーレ)」のIHとビルトインオーブンを採用。

IHとオーブンの間には引き出しを設け、細かなキッチンツールや調理用品を収納できるようにしています。

ブラックとステンレスの質感がホワイトのキッチンを引き締め、ほどよいコントラストを生み出しています。

ハンドルやツマミにはクロームを採用し、水栓金具にも「KOHLER(コーラー)」のクローム色を合わせることで、キッチン全体に統一感を持たせました。

シンクの左側には、Mieleのビルトイン食洗機を設置。

操作パネルはホワイトを選び、キッチンの面材との一体感を高めています。

食洗機を端に配置することで、シンクの左右に作業スペースを確保。

調理や洗い物の動線を考えながら、使いやすさにも配慮しています。

ミーレの食洗機を入れたキッチン

壁や床に馴染む、落ち着いた素材選び

カウンターには、塗装壁と色味を合わせた人工大理石を採用。

シンクにはカラーシンクを組み合わせ、白一色になりすぎない表情をつくりました。

換気扇のモーター部分は開き扉としているため、メンテナンスや点検がしやすいだけでなく、内部を収納として活用することもできます。

普段は目に入りにくい部分まで、使いやすさとメンテナンス性を考えて設計しています。

家電収納庫のオーダー製作

収納力と使いやすさを両立した家電収納

キッチンの端に設けたトール収納は、家電をまとめて収納できる家電収納タワー。

大きな扉は開いた際に内部へスライドして納まる仕組みになっているため、調理中に扉を開けたままでも動線の邪魔になりません。

カウンター下には2段の引き出しを設け、内部にはコンセントを配置。

カウンター上にも家電用のコンセントを設け、家電を必要なときだけ使えるようにしています。

家電を外に並べるのではなく、キッチンの中にすっきりと納めることで、生活感を抑えた美しいキッチンを保ちやすくなります。

さらに、トール収納の背面には、仕切りのない大きなバックヤードを確保。

食品庫としてはもちろん、納戸やストック収納としても使える、暮らしに合わせて柔軟に活用できるスペースです。

 

吊戸棚を減らしても、十分な収納量を確保

開放感を優先して吊戸棚を減らした分、ダイニング側を収納スペースとして活用しています。

また、コーナー部分にはL型の吊戸棚を設け、カウンター下にもコンロの両側にL型の収納庫を配置。

デッドスペースになりやすいコーナー部分まで無駄なく活用することで、コンパクトなキッチンでありながら、十分な収納量を確保しました。

見た目の美しさだけではなく、収納するものや使い方まで考えて設計すること。

それもオーダーキッチンならではの魅力です。

コの字型キッチンのオーダーキッチン

「キッチンは家具」という考え方

キッチンは毎日使う、暮らしに欠かせない設備です。

だからこそ、機能を詰め込むだけではなく、住まいのインテリアとして長く愛着を持てる存在であってほしい。

今回のキッチンでは、過度な装飾はせず、ホワイトを中心としたシンプルな色使いに。

そこに框のディテールやガラスの格子扉、クロームの金物などを加えることで、シンプルでありながら、どこか可愛らしく、家具のような佇まいをつくりました。

長くドイツで暮らされていた施主様が、これから少しずつ集めてきた家具や雑貨を飾っていくことで、このキッチンを中心としたインテリアも、さらに美しく育っていくことでしょう。

 

キッチンの中にも、暮らしを楽しむ遊び心

キッチンの右端にある窓にも、ちょっとした工夫があります。

三角形に張り出したスペースには、2人掛けのベンチとテーブルを設けました。

キッチンの一角に生まれた、小さな居場所。

料理をしながら会話を楽しんだり、コーヒーを飲んだり、ちょっとした作業をしたり。

住む人の暮らし方によって自由に使える、遊び心のあるスペースです。

 

暮らしに合わせて、一からつくるオーダーキッチン。

今回のように、収納量や家電の配置、素材や色、扉のデザインまで、住まいと暮らしに合わせて細かく設計できるのがオーダーキッチンの魅力です。

 

Y’s KITCHEN FACTORY   URL   www.yskitchen.co.jp